第10話
ショールーム見学④
前回(第9話)に引き続き、水回りショールーム見学のトイレ編です。
私たちは、築50年と51年の家屋を取り壊し、二世帯住宅へ建て替えようとしていました。
目指していたのは、完全分離型二世帯住宅なので、親世帯、子世帯、最低でもトイレは2カ所必要です。
ここで、私たち子世帯の住まいには、さらにもう1カ所、2階にもトイレは必要なんだろうか?という疑問が湧いてきました。
というのも、あるおじさんの言葉を思い出したからです。
以前、職場のおじさん達が、自分たちのマイホームの話をしているのが耳に入ってきました。
その中のひとりが、『うちはトイレは一つにしたよ。だって家族3人で2つもいらないよね~』と笑って話していたんです。それを聞いた他のおじさんも、うんうんとうなずいていました。
あれ? うちも3人だから、一つでいいってこと?と思い、ネリオと話し合いました。
その結果、1階と2階に設置して大正解でした~! ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
※詳しくは、第6話の『一年間住んでみてよかったと思うところ3選~間取り編~』でお話していますので、そちらをご覧ください。
次に考えたのは、タンク付き? or タンクレス? です。
2階につけるトイレは、水圧の問題があるから、タンク付きじゃないとダメなのかな?
全台タンク付きにした方が、コストが抑えられるかな?
う~ん、どうしよう・・・(´-ω-`)
トイレ空間
昨今のトイレや手洗い場を含む空間は、
それぞれの家族のライフスタイルに合わせてつくる空間、
なんですね・・・(*^-^*)
例えば、来客が多いので、1階のトイレは、インテリアとコーディネートして、スタイリッシュで清潔感のある、おもてなしの空間にする。
そして、プライベートで使う2階のトイレは、趣味のインテリアや、大好きなものを飾って、こだわりの空間にする、といったように。
ショールームでは、そういった空間をまるごと提案しているんですね。
そこは、まったく経験したことのない別世界でした ...(笑)
※すいません、第9話でも似たようなフレーズ使ってます。(笑)
当時のわが家のこだわりの?トイレ空間をご紹介。
窓は、サッシではなく、木枠に薄っぺらなすりガラス。カギはクルクルと回して、押し込むタイプ。風が強い日は、カタカタ、カタカタ、と小さく鳴きます。(笑)
頭の上には、水を貯めておく大きめのタンクがあり、そこから伸びている紐を引っ張って、水を流すというシステムです。
少し前に、流したあとも水が止まらなくなってしまい、修理をしてもらいました。
最初のうちは良かったのですが、また、少しずつ水が漏れ出すように・・・
相当古いので、今度壊れたら、もう修理はできないと言われてしました。
なんとか延命させようと、掃除の度に、『がんばってね』と声掛けをしていました。(笑)
和式トイレの、ツヤツヤした丸い頭を拭きながら、『いつもありがとう』と。(笑)
小さいサイズ?
何社かショールームを訪問し、実際に、いくつもの便座に座ってみました。
何か違和感がある・・・ (;一_一) (;一_一) (;一_一)
私もネリオもそんなことを感じていました。
この便座、小さいサイズなんじゃない? 小柄な人用? ( ゚Д゚)⁇
便座にサイズってあったっけ? S・M・L とか?(笑)
結局、 通常サイズでも、 当時ぽっちゃり体型だったネリオが座ると、どれも小さく感じてしまう、という悲しい現実があったからでした。
※46キロのダイエットに成功した現在は、どの便座でも余裕です。(*^_^*)
トイレは日常生活に不可欠ですから、ここは妥協してはいけないと思い、その後も、納得のいくまで、いくつもの便座に座り、検討を重ねました。
そして私たちが出した結論は・・・
子世帯2カ所(1階と2階)
※機能はもちろんですが、ゆったりと座れる便座の形が決めてとなりました。
洗面化粧台
C社の見積書には、造作洗面化粧台(詳細は打ち合わせにて決定)という文字が記載されていました。
注文住宅ですから、トイレ同様、自分たちのライフスタイルに合わせて、思い思いの素敵な空間を造るご家庭が主流なんでしょうね。
担当者のSさんから、『洗面化粧台の造作はどうしましょうか?』と聞かれましたが、一蹴しました。(笑)
わが家の家づくりのテーマ『安心・安全、みんなが仲良く暮らせる家』です。
化粧台はこだわるポイントではないので、造作はお断りし、既製品を選びました。(#^.^#)
ツバキのつぶやき
そんな訳で(どんな訳?)、わが家はずっと和式トイレでした。
生まれて初めて洋式トイレを見た場所は、小学1年生の時、誕生日パーティーで呼ばれていった、お友達のキョウコちゃんのマンションの一室でした。
トイレに入って、たじろぎました・・・
(ー_ー)!! (ー_ー)!! (ー_ー)!!
こ、これは・・・(;゚Д゚)
一体どうしたら・・・⁇ (;゚Д゚)
どっち向きに・・・⁇ (;゚Д゚)
とりあえず何とかして、何食わぬ顔で席に戻りました。(#^.^#)
今、思い返すと、向き・・・反対だったかも・・・ (;゚Д゚)
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