『第2話』建て替え、何からやる?

家づくり

第2話

何からやる?

第1話で自宅を建て替えようという話になりました。

私たちは

  • 〇〇年までに家を建て替えようと以前から計画を立てていました。
  • その目標に向かって節約に努め、コツコツと貯蓄をしていました。
  • 新しい家の外観はこんな感じで、間取りや内装はこんな雰囲気で...といった大まかな理想のイメージをを持っていました。
  • ショッピングへ行くと、ついつい新居に似合いそうな家具や雑貨に目が行き、物色していました。
  • 引っ越しのことを考えて、普段からこまめに不用品の処分をしたり、モノを増やし過ぎないようにして、常に整理整頓を心掛けていました。

これらのどれにもあてはまりません。(笑)
人生設計の中に、家を建てるという選択肢は入っていませんでした~ (;´Д`A “`
そもそも人生設計すら、考えたことなかった~ ( ̄▽ ̄;)
ほぼ成り行き任せの人生でした~

悪く言えば、行き当たりばったり、計画性がない。
ポジティブにとらえれば、フットワークが軽い、行動力がある、ってこと? (-_-;)

そんな訳で、まったく未知の世界に飛び込んでしまいました。
さて、何からやったらいいんだろう⁇

まず取りかかった3つのこと


とりあえず次の3つを同時進行で行いました。

①情報収集
まず書籍から情報収集をしました。
ネットの情報は手軽で便利なのですが、断片的で、どうも全体像がつかみづらいため、私は、最初は書籍を利用することが多いです。
書店へ行って、面白そうな住宅関連書籍を5、6冊購入し、読んでみました。
また違ったタイプの本を数冊購入し、読んでみる、を何度も繰り返しました。
そうしていくうちに、自分たちが今どこにいて、何をしようとしていて、どこへ向かっていけばいいのかが何となく分かるようになっていきました。

②住宅メーカーへ資料請求
ネットで3~4社へ資料請求をしました。
カタログが郵送されてきたところもありますが、『直接お宅に持参致しますので、ご都合の良い日をお知らせ下さい。』と返信があったメーカーへは、怖すぎて連絡をしませんでした。(笑)

③住宅展示場へ足を運ぶ
単身赴任中の夫が帰ってくるタイミングに合わせて、ネリオ、サクタ、ツバキの3人で住宅展示場へ行きました。
特にどこをポイントにしてどういう風に見よう、といった事前準備も何もなく、初めてのオトナの社会見学のような感覚で気楽に向かいました。
私はそれまで、築50年の自宅以外に住んだことがなかったため、展示されている美しくて利便性に優れた家に衝撃を受け、感嘆の声しか出てきませんでした。
まさに浦島太郎状態でした。

展示場の中の家をいくつも見学すると、そのたびに靴を脱いで、2階や3階へ上がったり下りたりの繰り返し。かなり疲れました・・・

初めての社会見学で得た収穫は...
『階段がキツイから、3階建ては避けよう』でした。

ツバキのつぶやき
『成り行き任せ』といえば、私たちの結婚式のときも、案外、自分たちの感性だけで突っ走ったような気がします、、、

まだネリオと付き合っている時のことでした。
ネリオも私の家に遊びに来たりして、両親にも会っていました。
ある時、二人で海外旅行へ行く計画を立てました。
どうせ行くなら、ついでに現地で結婚式を挙げようという流れになり、親には一切話をせず、ウェディングドレスを決め、教会を決め、ビデオ撮影まで予約し、二人だけでどんどん準備を進めていきました。
旅行の2週間位前だったと思います。ようやくこの計画を私の両親に伝えました。
驚いてはいましたが、温かく受け入れてくれました。
私は以前、父に勘当されたこともありましたから、もう諦めていたんですかね~ (笑)
それでも父は、一人娘の手を取ってバージンロードを歩くというささやかな夢が叶えられなくなり、落胆していたらしいです。
その翌週、大慌てで両家の親同士が会って挨拶をし、私とネリオは当初の予定通り旅立ち、滞りなく挙式を済ませました。

20年以上前の懐かしい思い出です。
時には成り行きに任せてみるという選択も、悪くないですね (^-^)


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